2009-04-27(Mon)

表丹沢:「丹沢山迷記(4)」

表丹沢:「丹沢山迷記(4)」

山行日――――昭和45年3月8日~9日
天候―――――晴時々曇
ルート――――水無川本谷⇒源次郎尾根⇒花立⇒塔ノ岳⇒表尾根:新大日⇒長尾根⇒
札掛・・・・
同行者―――男性1人


「林道」・・、
「チョット伺いますが、宮が瀬の最終バスは何時頃でしょうか・・?」
我等は、これから宮が瀬まで丹沢林道を歩き、厚木へ出る予定であった。
「宮が瀬のバスは、今日、土山峠付近の落石のため工事中で“通行止め“らしいよ・・」
勇んで下山してきた我等にとって、冷淡な言葉であった。 
この後、「丹沢ホーム」のおばさんや「国民宿舎」の若衆に問い合わせたが、色よい返事は無かった。 仕方なしに、ヤビツ峠(最終バスは16時台で、間に合わないのは承知していた)へ向かって「蓑毛」へ下りることにした。 

我々はこの時点で、大分冷静さを欠いていたのだろう・・?、このことが間接的に3時間の悪行と明日の無断欠勤へと繋がるのだが・・!!。
バス停まで凡そ2時間、蓑毛まで歩き出した・・。


ヤビツ峠は県道70号秦野清川線(通称「丹沢林道」)にある海抜761mの峠であり、鞍部は秦野市寺山地内に位置する。 「矢櫃」という漢字を当てることもあるが、通常は片仮名表記で表されている。
峠へは小田急秦野駅より神奈中のバス便があり、表尾根の塔ノ岳や大山への登山道が通じろ登山基地となっていて、休日は登山者で大変賑う。
尚、峠を挟んで秦野市街より宮ヶ瀬湖まで県道70号線が通じている。 ただ、車同士がすれ違うのもままならないほど大変狭い箇所が多く、又、ヘアピンカーブの続く舗装道であるため注意を要する。 又、自転車愛好家などにも人気があるが、夜中は「走り屋」の自動車が多く危険なので避けた方がよい。

一応、持参したルート地図は眺めたが、眺めただけでありヤビツ方面へは確かめることなく、しかも、指導標なども無く、見る機会も無かった。
5分ほど前に、3人(男性2人、女子1人)のパーティが先行していった様なので、その後を何となく追うことにした。 溶けかかった雪道であり、3人のトレースを追ってみたが有るような無いような、はっきりはしなかった。

緩い勾配の登りであるが、道幅は変わることなく続いている。 材木の切り出しのための飯場であろうか、ポツネンと寂しげに在った。 
この頃から大粒の雪も降り出してきたし、次第に夕闇も迫ってきていて、薄暗い様相になってきた。 
ここ最近、人が通った気配は感じられないくらい、辺りはヒッソリトとしているが・・、否、先ほど、3人が通った筈であるが、だが足跡もこの雪で消されてしまったのであろう・・?。

次第に雪のほうも本降りで激しくなってきたようだ・・、
そして路面の積雪も、今降って積もったわけではないだろうが、クラスト状態になった雪面をラッセルしながら進むようになる。 我等2人は黙して語らず、ただ黙々と歩むのみであった。 
1時間ぐらい歩いただろうか、突然、今まで頼りにしてきた車幅のある林道が突然無くなり、行き詰まってしまった。 しかし、辺りをよく観察すると山道らしいのは付いているようである・・。

次回へ続く・・、


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