2011-11-30(Wed)

南ア・仙丈ヶ岳紀行(45) 「籔沢カール」

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  南ア・仙丈ヶ岳紀行(45) 「籔沢カール」   .




馬の背歩道の這松群 (uma5)



馬の背から望む籔沢源流部とカール



馬の背ルートより新仙丈小屋を望む




霧が動いている
右側の谷筋から吹き上げてくる風にあおられる様に、時折、視界がパーッと広がって、特に本邦山頂部が見えたときは、その巨大な迫力に思わず歓声が出るほどである。

しかし、山頂部はまだかなり先のようだ・・!。
森林限界も超えて、今ではダケカンバやナナカマドも疎らになって「這い松」が主体であり、その中にこじんまりした「キバナシャクナゲ」が混じっていた。 
山を彩り、花の群落を形造る高山植物も、時節柄さすがに茶褐色に色落ちして、今にも消えそうであった。


道は大小の岩礫で埋め尽くされ、少々歩き難い。
振り返ると、先ほどの彼女達が次第に遠ざかる。 
思わず“がんばれよ”と心で叫ぶ。


頂上を極めた下山の人達も時折見られるようになり、一声かけて元気よく下ってゆく。

すると突然、

「イヤー、お早うございます。 今時分だと峠からですか・・?」と声を掛けられた。
「ハイ、そうです」 一瞬、見知らぬ人なのに、気さくな方だなと思っていると、後ろの少年に見覚えがあった。 

昨日、峠の下で休憩中に会話を交わした親子連れであった。
「アッ、昨日の・・!、 もう下りで、 昨夜はやはり大平小屋ですか・・?」
「否、あれから籔沢を一登りして、馬の背ヒュッテまで一汗、二汗かきましたよ」

「ヘーッ、頑張りましですね。 こらからはどちら・・?」
「実はね、これから峠まで下って、明日は甲斐駒をやるために仙水小屋まで詰めようと思っていたんですけど、息子がどうもね・・!、それにこの天気ですからね、 今日は戸台から帰宅しますよ」と、チョット残念そうに言う。 
息子の方はやや疲れた表情だが、素知らぬ顔で様子を伺っている。

小生は単独行で、山中では自問自答しながらも、やはり黙然を歩んでいる。
しかし、こうして色んな人と行く遭い、時には会話を交じ合せて心意気を確かめ合うのも山の楽しみの一つでもある。



時折、霧の晴れ間から雄大な仙丈ケ岳の全容が覗えるようにもなってきている。
山全体が大きく、深くえぐられた地形で、迫力満点である。 
籔沢の源流部は典型的氷河地形を成していて、こちらは籔沢カールと称している。 

ここの大きなカールを真正面から見るには、このルートが最適であろう。 
堆積物(モレーン;氷河で削られた岩石群)もよく見えていて、そのカールの底の盛り上がった大地状のところに仙丈小屋がポツンと見えている。 
その上の稜線を行く人影が米粒のように見えている。


目指す仙丈ヶ岳はハイマツ帯の先にあり、縫うようにある登山道の脇には百花繚乱のお花畑が山頂まで続いているはずである。
夏場の最盛期には三千米峰とお花畑を目指してワンサカと山家さんが訪れるたことだろう。
今はその時期も過ぎ去って、静かな山旅が出来ている。 
どちらがお好みかわその人次第であろう。


吹き曝しの尾根道、谷間から吹き上げてくる風は時折、強く吹き付ける。 
時節柄風は冷たい。 

時折、晴れ間も見えるが、濃い霧は風とともに身体にまとわり付いてきて、被服をジワッと濡らしてくる。 
ただ、内側からの発汗は外気気温が低いので差ほどではなく、従って喉の渇きは余り感じられない。 
体調が程よい理由かもしれない。


ガレ場の急登を上り終えて、どうやら、先ほどからチラチラ見え隠れしていた仙丈の小屋に着いたようだ。


次回、「仙丈小屋



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