2011-06-02(Thu)

尾瀬紀行(1) 「プロローグ」

.



 尾瀬紀行(1) 「プロローグ」 


大清水⇒三平峠⇒尾瀬沼⇒沼尻⇒燧ケ岳⇒御池(泊)⇒裏燧林道(田代群; 御池田代、姫田代、上田代、ノメリ田代、横田代、西田代、天神田代、兎田代)⇒三条の滝⇒平滑の滝⇒赤田代⇒下田代(見晴十字路)⇒白砂峠⇒尾瀬沼⇒長蔵小屋(泊)⇒大清水
(昭和48年(1973年)5月3日~5日)






尾瀬原と至仏山




尾瀬の水芭蕉



夏がくれば 思い出す
はるかな尾瀬(おぜ) 遠い空
霧のなかに うかびくる
やさしい影 野の小径(こみち)
水芭蕉(みずばしょう)の花が 咲いている
夢見て咲いている水のほとり
石楠花(しゃくなげ)色に たそがれる
はるかな尾瀬 遠い空

夏がくれば 思い出す
はるかな尾瀬 野の旅よ
花のなかに そよそよと
ゆれゆれる 浮き島よ
水芭蕉の花が 匂っている
夢みて匂っている水のほとり
まなこつぶれば なつかしい
はるかな尾瀬 遠い空


(「夏の思い出」)







秋の尾瀬沼と燧ケ岳



以前、この地を訪れた時は丁度、水芭蕉の真っ盛りで、所謂、季節的には「尾瀬」の真盛りであった。
その為、人出が余りにも多く、その人波に些か(いささか)辟易し、圧倒され、山屋(自称)としては多少なりとも気後れがしたもんであった。

しかし、好天に恵まれて、あの日本の代表的な自然の大景観である尾瀬沼や尾瀬ヶ原、そして燧ケ岳や至仏山の華麗なる山様を、確り(しっかり)と目に焼き付けて来たのである。 
そして、次の機会には、あの秀麗な山の頂に立つことを、心に決めたものであった。



三平峠を越えて暫くすると、絵になるような景観が眼前に現れた。 
そこは、未だ完全な白銀の世界であった。

尾瀬沼は、白氷を湖面に浮かべて、ただ沈黙している。 
正面には、あの気丈な名峰・燧ヶ岳(ひうちがたけ)が天を指して悠然としている。


下界では青葉、若葉の淡緑の季節のはずなのに、ここの1600mの標高をほこるこの地は、未だ冬季雪山の世界であった。 

だが、さすがに5月の降り注ぐ陽光はサンサンとして白銀の表面を照らしつけ、周囲はホンノリと陽炎が揺れていた。
それはもう、この地の名品・水芭蕉が脈々とその息吹きを感じさせ、雪解けと同時に、その開花を期待させるに充分であった。
この静寂が白の世界と相まって尾瀬の愁美な世界を一層際立たせ、創造しているのである。

だが、さすがにこの時期に「尾瀬」に入ってくる人達は未だ少なかった。 

次回、「出発




【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ   C・掲示板   FC2 H・P   gooブログ   yahooブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)

【日本の世界遺産紀行】
北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観

ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002


【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」




スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

FC2カウンター
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
旅と登山の検索コーナー
カスタム検索(サイトに合わせた検索結果を表示)
フリーエリア
【関連リンク情報】
最新記事
カテゴリ
プロフィール

orimasa

Author:orimasa
いらっしゃいませ・・!
「日本周遊紀行及び旅の記録」
にようこそお越しくださいました、
心より歓迎申し上げます。
タイトルの如く、主に日本各地を
巡りながらの情報ブログです。
記事はすべて、管理人自身が
独断と好みで調べたものです。
時々、誤認情報が生じる場合も
ございますので
あらかじめご了承下さい。

では、ごゆっくりどうぞ。




神奈川県厚木市
男性
ベテラン年代