2009-04-23(Thu)

表丹沢:「丹沢山迷記(1)」

「登山、丹沢山塊、東丹沢・山迷記」
「人気の表尾根から東丹沢の札掛けへ抜けてみたが、
その札掛けからの帰路、とんでもない事になってしまった。
初春の、サンサンと雪の降る夜だった・・。」


表丹沢:「丹沢山迷記(1)」

昔、夢中になっていた「山」に関する過去の雑記、メモを整理しながら記載しております。
お茶など出ませんが、同じ趣味、興味のある方は立寄って御覧ください。
現在と比較しながら眺めるのも一興でしょう・・。


山行日――――昭和45年3月8日~9日
天候―――――晴時々曇
ルート――――水無川本谷⇒源次郎尾根⇒花立⇒塔ノ岳⇒表尾根:新大日⇒長尾根⇒
札掛・・・・
同行者―――男性1人


水無川本谷より分かれて源次郎尾根に取り付いたのが午前9時頃であった。
急登を喘ぎながら登って、メインルートに到達したのが大倉尾根の堀山と花立の中間辺りであろうか・・。
この源次郎尾根にほぼ並行して花立山頂までロープウェイ架設の予定が有るらしく、現在調査用の仮ロープウェイが設置されていた。 
帰路に「富士見小屋」のオッサンに聞いたところ、「確かにあるらしい・・、だが、塔が岳の山頂近くまで道路開発の計画もあるらしいよ・・」と話していた、そして、「道路が出来たらロープウェイは採算が合わんズラ・・よ」とも・・。
後年、これらの計画はいずれも「自然保護運動」によって立ち消えになったらしい・

ロープウェイ構想とは・・?、
丹沢にロープウェーを建設するという話は、昭和47年2月、小田急電鉄が、秦野市の水無川上流の戸沢出合から塔の岳手前の花立まで、70人乗りのゴンドラで結ぶというロープウェー計画を発表した。
だが、発表になった当初から「ロープウェー構想」が山の愛好者や環境保護団体から不評だった。 
この時、荒廃する自然を守ろうという自然保護運動が高まり、丹沢自然保護協会や自然保護連盟は、「丹沢はすでに開発過度である。もう無理な観光開発は止めよ・・!」として小田急電鉄と県、秦野市に建設中止の要望書・陳情書を提出、後に県が着工に待ったをかけたため中止になった。

尚、大山にもロープウェー構想があったらしい・・、つまり、大山山頂までの「バリアフリー化」である。 このことも、地元の丹沢自然保護団体などに反対され御破産になっている。
大山は古来より山岳神道の根源地で、別名雨降山、阿夫利山ともいわれ、昔から霊山として信仰され畏敬されてきた。 大山のブナ林は「雨降木」とも呼ばれ、まさにご神木である。 かつて大山に東京電力の送電線関連施設が作られた時、「大山に角が生えた」と嘆きの声も聞かれたという。 しかも今回の発案者は行政であった。
バリアフリーとは、人間が作った人工的な障害を取り除くという意味で、自然破壊してまで、自由に往来できるようにするという意味ではない。
丹沢大山は国定公園であり・・、こんなことでは霊峰が泣く。

次回に続きます・・、

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