2011-06-29(Wed)

尾瀬紀行(20)燧ケ岳 「雪崩っ窪」

.



 尾瀬紀行(20)燧ケ岳 「雪崩っ窪」   、




ひと息ついて振り返ると、尾瀬沼とその奥の日光連山が、まるで墨絵のように美しく見えていた。 
ただ、当初思っていた尾瀬ヶ原方面は今のところ谷間の道筋なので、遮られて全く展望は利かない。 足元正面はナデック窪という沢筋になっているのである。

前述したが、ナデッ窪とは「雪崩っ窪」が訛って付けられたもので、当然ながら冬場には多くの雪崩が発生するところでもある。


当初、樹林帯の中で倒木も結構あり、結構歩きにくい感じであったが、さすがにこのあたりまで来ると、雪崩の巣でもあるので大きな樹木があまり見掛けなくなっている。

このコースは、直線的急登のコースでもあるので、歩くには相当なアルバイトも要求され、息も切れるが、最も短時間で山頂に到着できる利点もある。 
どちらかと言えば、足に自信のある健脚向きのコースで人気があるようだ。

ステップ・バイ・ステップそしてキックステップを繰り返しながら徐々に高度を増す。 
更に、勾配のほうも段々ときつくなる。

昨年夏、白馬大雪渓の登路を思い出させる。
スケールは問題にならないが、この勾配は勝るとも、劣らないであろう・・!。

概ね山登りはそうであるが、円錐状の競り上がっている、所謂、富士形の山は上部程、勾配が急になっているのが普通である。


変化の無い単調な登りが続く。
薄日に照らされている雪面は、時間の経過と共に気温も上がり、軟らかくなりつつあるようだ。 
足元のアイゼンが時折、ズルッと滑る。 


見上げると「赤ナグレ岳」の大きなコブが見て取れる。 
そこまでは遥かに遠く感じられるし、又、見ようによっては直ぐそこいらのような気もする。
この感覚は、体調の様子を反映、映し出しているのかもしれない。

しからば、現在のおかれている身体状況はどうなのであろうか・・?、妙な感覚に自分自身を客観視しているところが面白い。


車中では殆ど寝ていない。 
沼田からのバスでもマドロンだくらいで、ともかく昨夜は不眠・無睡の状態には違いなかった。 
三平峠を越えたあたりで気の重みを感じたときもあったようだが、不調といえる程ではなかった。 
そして、長蔵小屋の休憩所で10数分の仮眠・・否、熟睡をとった後は曇りがちな頭もスッキリとし、今でも何とか其の調子を維持しているようであるが・・?。
脚のほうも一歩一歩、確かな歩みを保っているようである。

次回、「胸突き八丁



【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ   C・掲示板   FC2 H・P   gooブログ   yahooブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)

【日本の世界遺産紀行】
北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観

ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002


【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」



スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

FC2カウンター
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
旅と登山の検索コーナー
カスタム検索(サイトに合わせた検索結果を表示)
フリーエリア
【関連リンク情報】
最新記事
カテゴリ
プロフィール

orimasa

Author:orimasa
いらっしゃいませ・・!
「日本周遊紀行及び旅の記録」
にようこそお越しくださいました、
心より歓迎申し上げます。
タイトルの如く、主に日本各地を
巡りながらの情報ブログです。
記事はすべて、管理人自身が
独断と好みで調べたものです。
時々、誤認情報が生じる場合も
ございますので
あらかじめご了承下さい。

では、ごゆっくりどうぞ。




神奈川県厚木市
男性
ベテラン年代