2011-07-06(Wed)

尾瀬紀行(26)燧ケ岳  「下山」

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 尾瀬紀行(26)燧ケ岳 「下山」  ,





燧ケ岳下山途中から観る、熊沢田代付近と会津駒の連山




周囲の連山を飽くことなく眺め、心身ともに満足して下山することにする。
先ずは石祠に無事な下山をお願いして山を降りる。 
下山路は熊沢、広沢の両田代から御池方面へと降りることになる。



爼山頂から、いきなり急斜面の雪面が待っていた。
見晴らしの良いところを下るが、景色に見とれている場合ではない。 
足元を充分見つめ、ステップを充分確かめながら一歩一歩下る。 

幸い踏み跡は充分に有り、見通しの良いところでなので迷う心配は無く、また、急斜面ながら雪が充分に締まっているので、雪崩の心配も無いようだ。

雪を被った大きな岩塊、ハイマツの急坂、シャクナゲのトンネルを下りながら、気が付くと眼下の熊沢、田代の雪の原っぱが(本来は湿原)、幽山の楽園のように輝いている。 
その上に、会津駒をはじめ西会津の山塊が圧倒的である。
  

山腹をトラバースするように高度を下げ、再び樹林帯へ入る。 
ハイマツ、シャクナゲ、ダケカンバの樹林帯、そしてナナカマドなどの潅木林と植生の変化も面白い。


一つのパーティーがスキー板を背負って上がってきた。

「お疲れさん、頂上まで行かれるんですか・・?」
「ハイ・・!」
「見通しも良く、今日は最高ですね。 お気をつけて行ってらっしゃい」
「ありがとうございます」


こちらは下りだから気が楽である。
あちらは重たいスキーの板を担いでの登行であり、それに、歩いて登るのは大変であるが、スキーで滑る降りるのは一瞬である。

小生もスキーは若干やるが、ゲレンデスキー専門で山スキーは残念ながら経験がない。 
チョット羨ましい気がしないでもないが、それにしても山頂直下の急斜面は大変だろうな・・!。 
後は潅木帯の林間を縦横に駆け抜け、両田代の大雪原を滑りながら、御池へ降りるのであろう。 
確かに陽気もよく、時節柄、雪も充分締まっているし、又、燧ケ岳のコースは山スキーとしての条件も整っているようである。  


ところで、気が付いたが彼らの背負っているスキーの板は通常のゲレンデ用の板と違って、やや細めであり、取付け金具もシンプルである。 
つまり、「テレマークスキー」だったのである。

テレマークスキーはゲレンデでも時折見かけるが、其の滑り方は特徴があって、回転するときは踵(かかと)を固定しないために脚を交互に出しあい、重心を低くしてターンすることであろう。 

テレマークスキーは、主に「山岳スキー」で採用されやすいスタイルで、用具がシンプルかつ軽量で、ブーツの柔らかさも相まって歩きやすいのである。 
板にシール(滑り止め)を着けると、緩斜面ならそのまま登ってゆける利点もあり、山歩きとスキーを同時に楽しむことができるのである。


次回は、「熊沢田代




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