2011-07-26(Tue)

尾瀬紀行(43)尾瀬ヶ原 「平滑の滝」

.



 尾瀬紀行(43)尾瀬ヶ原 「平滑の滝」  ,





三条の滝とは対象的に滑りながら落ちてゆく「平滑の滝」



展望台で休憩を暫しとった後は、次に「平滑の滝」へ向う。
今度は、ピッケルを雪面に差し込んでそれを頼りに、又、鎖を掴まないと登れないような急斜面で、相当に体力を奪われる。 
分岐から来た道を凡そ15分ほどの登り返しで、これがまた結構きつく、ヨウヨウにして分岐点にさしかかった。

次に、ここから平滑ノ滝へは標高差凡そ100メート余りの登りとなる。 
おまけに大半は雪に隠れてはいるが、巨大な岩場が露出していて鎖が設置されており、ほぼ垂直の壁のような急な階段もあってかなり神経と体力を要するのであった。

御池からの長道中で来た身体には、三条の滝からの登りと平滑ノ滝への登りは相当に応えた。 
平野段吉氏が新道をこしらえたのも充分に理解できるのである。


漸くにして「平滑ノ滝」の入口まで来たらしく、後は鎖の手摺りを伝って滝の上部に達した。

展望地は一応鎖で囲ってはいるが、すべて折れ曲がっていて頼りなさそうである。 
転落する恐れもあるので要注意であろう。 
それでも、尾瀬ヶ原から近いせいか、結構な人が危なっかしく滝をのぞき込んでいた。

三条の滝の豪快に落ちる様子を直前に目の当たりにしたので、「平滑の滝」も激しく落下する滝を想像したが、滝の様子がまったく異なるので、やや、少し拍子抜けの感が無いでもない。

どちらかと言うと早瀬といった感じの滝で、岩盤を走る水流が幾段にもなって、轟音と共に下っているのである。 
しかし、流れとしては美しく、激しく、豪快さには引けをとらないであろう。


それでも、先ず目に付いたのが峡谷の眺めの素晴らしさであろう。 間もなく訪れる新緑の季節や紅葉時はを添えるので尚更であろう。

思い起こすと日光の湯滝や竜頭の滝を連想させて、尚且つ、巨大にしたような迫力があった。
しかも、滝見台は岩場の先の狭い場所で、足下は断崖絶壁となっていて些か恐怖感を覚える。 

ところで、この平滑ノ滝は溶岩流により作り出された傾斜角25度位の大スラブ上を、長さ500㍍に渡って奔流する滝で、この滝の形状から平滑ノ滝と名付けられたそうだ。
滝というより川の流れと言う気もする滝で、所謂、流れは早瀬のようでもある。

展望台には手すりも何も無いため、高所恐怖症の私は足が竦(すく)む。
男性的で豪快な「三条の滝」と比べて、女性的で綺麗な「平滑の滝」とタイプの違う二つの滝というけれど、それにしてもこれが女性的かと思えるほど、激しく爆音轟くである。 
水の流れからすると確かに好対照には違いないが・・!。 


次回、「尾瀬の峡谷と滝




【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ   C・掲示板   FC2 H・P   gooブログ   yahooブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)

【日本の世界遺産紀行】
北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観

東北紀行2010内陸部    ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002


【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」




スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

FC2カウンター
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
旅と登山の検索コーナー
カスタム検索(サイトに合わせた検索結果を表示)
フリーエリア
【関連リンク情報】
最新記事
カテゴリ
プロフィール

orimasa

Author:orimasa
いらっしゃいませ・・!
「日本周遊紀行及び旅の記録」
にようこそお越しくださいました、
心より歓迎申し上げます。
タイトルの如く、主に日本各地を
巡りながらの情報ブログです。
記事はすべて、管理人自身が
独断と好みで調べたものです。
時々、誤認情報が生じる場合も
ございますので
あらかじめご了承下さい。

では、ごゆっくりどうぞ。




神奈川県厚木市
男性
ベテラン年代