2009-05-07(Thu)

表丹沢:「丹沢山迷記(5)」

「登山、丹沢山塊、東丹沢・山迷記」
「人気の表尾根から東丹沢の札掛けへ抜けてみたが、
その札掛けからの帰路、とんでもない事になってしまった。
初春の、サンサンと雪の降る夜だった・・。」


表丹沢:「丹沢山迷記(5)」

昔、夢中になっていた「山」に関する過去の雑記、メモを整理しながら記載しております。
お茶など出ませんが、同じ趣味、興味のある方は立寄って御覧ください。
現在と比較しながら眺めるのも一興でしょう・・。


「疑問」・・、
陽も、とっくに暮れて、すっかり闇の世界に変っていた。 
幸いに、持参してきた懐中電気を照らしながら地図を広げて見る・・、地図上では二股に分かれていて右側が林道、そして左の方角が登山道になっていた。 それに、付近には山小屋の「青山荘」があるはずだが・・?、
サンサンと降る雪の中、寂寥感ただよう現地は地図上とは一致しない様にも思えるが・・?、 これより先、どう探しても林道らしきものは見当たらないし、山荘の気配も感じられない・・!。
林道は廃道になって埋もれてしまったか・・、山小屋も最近とり壊したのであろう・・?、
それとも、地図記載に間違いがあったのでは・・?と勝手に想像していた。

時計を見ると18時半を回っていた。
この先、山道があったとしても、果たして何処へむかっているのだろうか・・??、と想像しながら小生としては前進するのは気乗りがしなかった。 だが、当の彼・相棒は懸命に此れより先のルートを探し当てながら進みだした。 明日のことを考えながら、先を急いでいるのだろう・・、小生も、それに続く・・。

この道が、或いは正しいににしても、時間的に本日中に帰宅できるかは疑問であり、又、今から引き返しても今日中の自宅に戻るには無理があるようだ・・。
万が一の場合、小生は有休で休めないことはないが、相棒は仕事の都合、簡単には休めないのだろう・・。 こうなると、彼の意のままに行動するのが良さそうだ・・!。
彼は明日のために前進する、小生は後に続いて歩を進め、思考は一時停止する。
二人の心中は、この辺りですっかり冷静さを失っていたのは確かであった。


彼が先頭(先導・・)で、沢伝いの悪路へ入っていった。 
三本丸太の危なっかしい沢に架かる橋を渡り、ホッとしたのも束の間、難所が次々と現れてくる。 
ただ、ハッキリした足跡が一つだけ付いているので、それを頼りに進むことになる。 先ほど、札掛けより出掛けた三人組は別な方角へ出向いたのであろう・・、と勝手に納得しながら・・。
雪も大分激しくなり、その量も膝くらいになってきてラッセルもきつくなる。 
体力も相当消耗しているようだが気力で、何も考えないで、緊張しながらも、ただ一刻も早く富士見橋、「富士見小屋」、そして、「ヤビツ峠」が現れるのを、ひたすら願い、祈った。

気が急(せ)いているためと緊張のためもあろう・・、あつくは無いが汗が出て、喉が渇く。 
暫くして、何とはなしに一休み、二人とも全くの無言、双方とも疲れているな、とはお互い感じ合う・・。
路は、いよいよ悪くなり大小の沢を数度渡り返す。
しかも、山深くなっている模様で、山肌も急峻にして狭まり、雪のため鮮明では無いが尾根筋が頭上に迫ってきている感じである。 深い・・!!。

更に次回に続きます・・、


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