2011-08-05(Fri)

尾瀬紀行(51)尾瀬ヶ原 「白砂峠」

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 尾瀬紀行(51)尾瀬ヶ原 「白砂峠」  .




白砂峠への道




未だ雪をかぶった「白砂湿原」



ヨウヨウにして「白砂峠」に到着したようだ。 
それにしても、峠は鬱蒼と生い茂る樹林帯に囲まれて展望は利かず、予想したより殺風景なところで、峠という一種華やかさは無い。

当然ながら白砂峠の標識板があるはずなのだが、まだ雪の下なのであろうか・・?。
この辺り未だかなりの残雪があるらしく、近くの木の幹を見ても、周りの雪の量が1m以上あるようだ。


白砂乗越(白砂峠)は通称・尾瀬沼林道ともいって、尾瀬ヶ原と尾瀬沼を結ぶ連絡路で、大した峠ではなさそうであるが、以外と高低差が激しく、峠の周囲は荒れていて、ハイカーが単純な気持ちで入り込むと予想外の難渋を強いられるところでもある。 
それに、現在の小生のように、疲れた足には相当に堪えるところでもある。


辺鄙な峠を過ぎると、一旦、急な下りとなる。
先方、木々の間から真っ白な平原・白砂湿原(田代)らしいのが見えていて、そこを目標に下っていくと、間もなくダラダラの下りとなる。

15分ほど峠を下っていくと、突然視界が開け、広い湿原らしいのが現れる。 
そして、その中を雪道がほぼ一直線に遠くの林の中に消えていっている。


白砂湿原」にたどりつくと一面の残雪なのだが、なぜか峠から湿原に降りたところの右手の部分だけ雪が解けている。 
深さは1m以上ありそうで、湧き水でもあるのだろうか。

湿原の中央付近には例によって標識があり「左 尾瀬ヶ原(見晴)3.7km、右 尾瀬沼(沼尻)0.9km」とあった。  
尾瀬沼900mというのは、気持ちの上でもホッとさせられる。
二カ所に休憩場所のベンチもあり、その湿原の名前は「白砂田代」としてあった。


右手のベンチ&テラスを見送ると、木道の左右に雪をかぶった池塘も見られ、白砂田代は360度森に囲まれた美しい湿原である。
左手にある二つ目のベンチ&テラス付近には、尾瀬の湿原では珍しい剥き出しの岩が見えている。

先に進むとオオシラビソとシャクナゲなどが多い疎林となり、その先が白砂川でアヤメ橋(白砂橋)が架かっている。
その後は緩い坂を上って行き、深い森の中を通って行くが、現在のように深雪期にはコースを誤り易い箇所で注意が必要であろう。

無論、無雪期には木道が敷かれていることだろうが、融雪が進み、雪が薄くなって木道周辺が見え出すと、残った雪を踏み抜いて転倒したり、靴底に雪がついた状態で木道上を歩いて滑ってしまう事故がかなりでるらしい。 
雪の残る場所では、木道のルートを注意、確認しつつ、頻繁に靴底の雪を落しながら、ゆっくり歩くことが肝心であろう。


林を抜けると再び湿原がでてきて、こちらは既に尾瀬沼から広がる沼尻平である。
分かれ道があり、尾瀬沼の北岸と南岸を行く分岐点でもある。

小生、このまま大清水への帰路をとるならば、南岸は距離的には近いのであるが、体力面、時間面を考えて長蔵小屋へ宿をとるため、北路を行くことにする。

昨日通り過ぎた沼尻休憩所も目の前である。
懐かしいナデックボの燧ヶ岳登山口との分岐点もあり、ビジターセンター(長蔵小屋)まで2.7kmとあった。
これより更に1時間の距離であった。

足跡を残した「尾瀬紀行」についてはここで筆を置くが、更に「尾瀬の自然」について追筆しました。


次回、「尾瀬の自然




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