2011-10-13(Thu)

南ア・仙丈ヶ岳紀行(9) 「戸台の集落」

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 南ア・仙丈ヶ岳紀行(9) 「戸台の集落」   、



写真;小黒川林道
現在の黒河内林道は、旧黒河内森林鉄道で部落民の足でもあった。 現在は頑丈な橋梁も風化しつつある。
「交通遺跡調査室」提供
http://kotityobunsitu.blog135.fc2.com/blog-date-201103.html 



小黒川沿いの林道は昔の「森林鉄道」の跡だという。
鋭く切れ込んだ谷の斜面に森林鉄道の軌道が敷かれ、材木を満載したトロッコを牽引した機関車が往来していたのであろう。

かつての鉄道は「黒河内森林鉄道」といって、始発基地はこれより下流の国道152号線の近く(現在の仙流荘のエリア:村営バスターミナル)から小黒川沿いを走っていたらしい。
ただ、この軌道の竣工がいつで、延長距離や停止場の位置や数、軌道全線の正確な位置などは定かでない。 
廃止されたのは昭和中期の頃(昭和39年頃・・?)どとされている。

尚、この旧軌道の林道は小黒川沿いを延々と延びていて、やがて入笠山の山頂近く抜けて、諏訪地方に達している。


現在は不明だが、途中には大久保や吉ヶ平といった数軒の部落も点在して、便利よく森林鉄道を利用したらしい。 
そのため戸台には小学校の分校もあったとか。

これら谷奥に点在する住民のルーツは、平家の落人とも言われる。 
尤もで、長谷村や隣の大鹿村にも落人部落伝説残っていて、この地域一帯には“平のなにがしの守”という墓が数多く存在するという。

長谷村の南部山間、三峰川の上流の深い山の奥には「」、「塩平」、「平瀬」という集落がある。
平というのは或は地形的な意味合いもあろうとは思うけど、平家の平に取れなくもない。
又、「浦」と言っても、もちろん海の意味などではなく、名前の由来は「壇ノ浦の戦」で敗れた平家が紀州より落ち延びてきて、この人里離れた山奥へと住み着き、当初は「壇ノ浦村」とも称していたらしい。。

事実、浦集落には「平家の墓」というのがあり、そこに祀られているのは、恐らく壇ノ浦で敗れて落ち延びた、平重盛の子である平維盛とも言われている。
又、平重盛の別姓である小松姓が多いという。
毎年「先祖祭り」という祭事が催され、平家の赤旗を立てて先祖をを偲ぶという祭りが伝承されている。

更には、前述した大鹿村には、平家落人たちの子が300年に渡り守ってきた村歌舞伎の演目もあり、古来よりの伝承祭事が今も残っているという。


次回、「登山口・戸台






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