2011-10-15(Sat)

南ア・仙丈ヶ岳紀行(11) 「戸台河原」

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 南ア・仙丈ヶ岳紀行(11) 「戸台河原」  .




戸台河原への登山道



広い戸台河原



戸台河原の堰堤



「南アルプススーパー林道」は1979年には開通している。
林道は戸台より戸台川に並行して北沢峠まで延びている。 
ただ、並行といっても戸台川の川底より高度6~700メートルも高い位置で、三ッ石山稜から馬の背に延びる巨大尾根の中腹を羊腸のように走っているのである。

地元の強い要望を受け、自然保護派の反対を押し切る形で建設されている。 
地元の利害が優先したというわけだ。
無論、この道路は一般車両は通行禁止で、登山者、観光客向けには長谷村運営の林道バスが4月から11月まで運行している。
観光客が山に入らない冬の終わりの時期になると、バスを運行している関係者が林道の整備などを行っているらしい。 


因みに、長谷村戸台から県境の北沢峠まで、歩くと4~5時間程度の道のりであろう。
小生は今、頭上に南アルプススーパー林道が北沢峠まで完成(バスが開通するのは本年:1976年から3年後で、峠まで凡そ40分で結んでいる)していることも知らずに、戸台川を遡って北沢峠へとトボトボと歩んで行くのである。


車道をそのまま行くと、登山道はそのまま戸台川の河原へと導かれていた。
水が流れているのか、否か、目には見えないほどの広い河原である。
大小の河原石が山裾から河原全体を埋め尽くしていて、その幅は200mもあろうか。 
その一条の筋が延びている踏み跡を確かめながら、コウモリ傘を差してトボトボと歩んで行く。


広い河原ではあるけれど、前後に人の気配は全く無いようで、上空から見ると一つの点が微細に移動している判る程度であろう。 
今はただ、雑念など浮かぶはずもなく、新米行者の如くただ黙然と足を運ぶのみである。


暫くは変哲のない左岸を進んでいるが、間もなく河原の中央を目指すようになり、やがて水流のない丸木橋を渡り右の河原を行くようになる。

程なくして或る小規模なダムサイト、堰堤に達した。 
白岩ダムというのだそうだ。
白岩堰堤の上流側にもう一つ今度は立派な砂防ダムがあった。 

登山者のためのものか、それとも工事関係者のものか・・?、どちらでもいいことだが右岸に立派な階段ができていてホッとさせられる。

10月の秋半ば、謂わば時節的には渇水期に当るのだろう、広い河原に水の姿がなかなか確認できなかったが、この辺りへ来て、初めて水の流れを認めることが出きた。 
白岩堰堤、更に上流にある堰堤までは戸台川右岸に設けられた土手のような工事用道路を歩く。


次回、引き続き「戸台河原






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