2011-10-19(Wed)

南ア・仙丈ヶ岳紀行(15) 「丹渓山荘」

.



 南ア・仙丈ヶ岳紀行(15) 「丹渓山荘」  ,




今は廃業となった「丹渓山荘」(内部はフリー利用可)
(「山岳同人コリンズ」より拝借しました)
URL; http://blog.collinz.net/article/43771037.html




丹渓山荘」で熱いお茶をご馳走になりながら、持参したアンパンを口にほお張る。
よくぞアンパンがこんなに美味いものか、と妙チクリンに感心する。

山小屋の管理人を兼ねてはいるのか、指導員の腕章をつけた先輩が、我ら雨の中をハルバルやってきた人たちをもてなしてくれている。 
有難いことだだ・・!。

お登りさん・・、かね」
「はい・・、いやー、すっかり雨に当てられて散々でした。 ところで明日の天気はどうですか・・?」 あきらめ半分で聞いてみた・
「ラジオの予報だと、今夜から明日にかけては上り調子で、晴れ間も出るようなこと言ってたよ。 でも山の天気は判らんからね」 余り自信はなさそうである。
「ありがとうございます。 大いに期待しましょう」


暖炉の周りに三人の若者が談笑している。
その内の一人が、やがて身支度をして出立するようである。 
これからの“お登りさん”であろう・・?。

「これからですか・・?。」
「はい、 をやろうと思ってます」 と丁寧に返事が返ってきた。
「お気をつけて、いってらっしゃい」

そして、空いた席へお邪魔して、暖炉にてをかざす。
未だ10月初旬とはいえ、様気のせいもあって気温はジッとしていると肌寒さを感じる程である。

後の二人は既に、甲斐駒か仙丈ヶ岳へは登り終えたものと思われ、屈託なく満足そうである。
暖炉にあたりながら、山の様子などを伺いながら一緒に談じようとおもったが、小生にやや気兼ねしてか、身支度をはじめてソソクサトと小屋を後にした。 

小生一人残されて、何か拍子抜けした感じである。
小屋は一間の大部屋で、こうして見ると何か殺風景とも思える。


すると年配の男性単独者が、口にヨーカンを頬張りながら入ってきた。
服装からして、山の経験は未だ浅そうな人であり、
「いやーに寒いなー、どうも体の調子が良くないよ。 次の山小屋までどのくらあるのだろう・・?」 と藪から棒に小生に伺いをたててくる。
「そうですね、次は北沢峠ですので、ゆっくり登って2時間半から3時間は見たほうがいいと思いますよ」

先ほど、地図で確認しておいたので、それなりに答えておいた。
ご当人は、如何にも自信なさそうであり、疲れきった様子であった。

実は、今までは序の口で本当の山登りはこれからである。
何か気の毒な気もするが何のことは無い、自信がなければそのまま降りてしまえば、いいだけのことである。


次回、「八丁坂



【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ   C・掲示板   FC2 H・P   gooブログ   yahooブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)

【日本の世界遺産紀行】
北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観

東北紀行2010内陸部    ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002


【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」




スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

FC2カウンター
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
旅と登山の検索コーナー
カスタム検索(サイトに合わせた検索結果を表示)
フリーエリア
【関連リンク情報】
最新記事
カテゴリ
プロフィール

orimasa

Author:orimasa
いらっしゃいませ・・!
「日本周遊紀行及び旅の記録」
にようこそお越しくださいました、
心より歓迎申し上げます。
タイトルの如く、主に日本各地を
巡りながらの情報ブログです。
記事はすべて、管理人自身が
独断と好みで調べたものです。
時々、誤認情報が生じる場合も
ございますので
あらかじめご了承下さい。

では、ごゆっくりどうぞ。




神奈川県厚木市
男性
ベテラン年代