2011-11-02(Wed)

南ア・仙丈ヶ岳紀行(24) 「若者登山者」

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 南ア・仙丈ヶ岳紀行(24) 「若者登山者」  .

 
  
雨は止んだ・・!

若者は小生の4~5メートルの後ろから、付かず離れずのほぼおなしペースで付いてきている。 
特に小生を追い越そうという意識はないようだ。

若者は最近流行のヨーロッパスタイルの縦長の大きなザックを身に着けていて、如何にも山慣れしている感じである。 
ただ、雨は止んでいるのに未だ黒いコウモリ傘を差していて、何か滑稽にも見える。


八丁坂」の急坂をやりすごしてホッとしたのはよいけれど、その後のダラダラの登りも結構身体にきつい。 
昨夜の寝不足、否、不眠状態がここへ来て出たきたかな。


雨音が止んで静まりかえったせいか、今度は遥か右手より微かに沢音が聞こえているようだ。峡谷に反射して聞こえてくるのであろうか・・?。

この辺り「藪沢」がグーッと接近しているところでもある。
気が付くとこの藪沢に向かって、鮮明ではないが一筋の道が延びていた。 
一般登山者の道ではないようで、藪沢の渓流を詰める沢登りのエキスパートコースかもしれない。


正面を見ると再び樹林帯の急激な登りが始まるようである。
その前に一息入れる。 

若者もニコニコしながら小生同様立ち止まる。

さすがにこの辺りへ来ますと身体にこたえますね

そうですね」 

若者は同意の返事をかえしてくるが、実際は全く意に介さないようでもある。

さあ、参りますか」 

と、思わず同行者の如く声を掛けてしまう。



山肌はかなりの急斜面であるが、山道は思っていたほどでもなかった。
それでも一歩一歩、両手を腰に当て、歩数を数えながら(苦しくなったり、かなりの急斜面の場合は歩数を百までの繰り返しで、数えながら登ることにしている)前進する。


曲がり道などで若者の様子を伺うと、決して楽とまでは言わないまでも何か平然として歩を進めているようである。

お先に、どうぞ“と言いたいところであるが、ここまで同行してきたのに突き放すようで言い出せなかった。


登りきったところは、やや開けた場所で、先ほど見えていた林道が再接近して直ぐそこに見えている。


次回、「峠へ・・、」





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