2011-11-10(Thu)

南ア・仙丈ヶ岳紀行(27) 「北沢長衛小屋」

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 南ア・仙丈ヶ岳紀行(27) 「北沢長衛小屋」  .




現在の北沢峠(wiki)



北沢駒仙小屋(旧、北沢長衛小屋)




北沢峠へ達した。
こちらも既に、「県営林道南アルプス線」(山梨県)と称して、道程は北岳の麓、北岳、や間の岳などへの登山口であ広河原から野呂川出合経由で、凡そ10キロメートルでこの峠に達しているようだ。 
起点は鳳凰三山の南端・夜叉神の芦安から広河原まで24km、広河原から北沢峠まで10kmで、全長が34kmにわたる。
だが、実際に通常の車がこの峠まで達しているかは、現時点では不明である。



林道から外れた林の中の高台に、もう一つの山小屋がひっそりと控えていた。 
小屋入口には十字の案内標識があって、「右が仙丈ケ岳、左が双児山(甲斐駒ケ岳)、直進が北沢、手前が戸台」としてあった。
こちらは山小屋は長衛荘(ちょうえいそう)といって、大平小屋よりはチョット大きめで、洒落た感じがする。 


地図を見るとこの峠の下に「北沢長衛小屋」とあるので、一息入れた後、北沢小屋のほうへ直進して様子を見ることにした。

峠の小屋を通過して、林道をダラダラと少し下ったところに北沢沢と山小屋があった。 
北沢と言っても仙水峠を源流とする沢で、仙水沢といってもよいが地図上では確かに「北沢沢」とチョットややこしい名称になっている。

沢のすぐ前にはテント場があって、色とりどりのテントが十数張り設えてあった。
先程まで同行してきた青年もそこの一張りを占めていることだろう。
道端に小さな道標があって「広河原」としてあった。

『ハハーン、地図には載ってないが、ここから広河原まで歩道が通じている・・?。 若しかしたらこの林道が既に広河原まで拓けているのかもしれない。 下山時に利用するかもしれない・・?』


山小屋の前まで脚を延ばしてみると、張り紙がしてあって・・、
『本日、こちらの小屋は宿泊者が居りません。 お泊りの方は上の長衛荘をご利用下さい』 とあった。
仕方なく峠の「長衛荘」へ戻ることにした。



ところで、長衛というのは人物の名前のようであるが、事実、長谷村戸台の猟師・「竹沢長衛」氏のことであった。
この北沢長衛小屋は、この竹沢長衛によって昭和初期(昭和5年11月、長野・戸台の竹沢長衛が北沢右岸に山小屋開設)に建てられたものであった。

竹沢長衛の功績を称えるレリーフが、北沢峠の北沢長衛小屋の近くの岩場岩肌に飾られている。


【 尚、現在では小屋の名称は「北沢駒仙小屋」となっている。 以前までは北沢峠の開祖竹沢長衛氏の一族が経営にあたっていたが1995年頃、建物を地元、芦安村に譲渡している。 以来、山梨県芦安村の村営として運営されているようである。 小屋の前には北沢峠エリア唯一のテント場があり、シーズン中は大勢のキャンパーで賑わう 】


次回、 「竹沢長衛氏






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