2011-11-15(Tue)

南ア・仙丈ヶ岳紀行(32) 「仙丈ヶ岳・1合目」

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 南ア・仙丈ヶ岳紀行(32) 「仙丈ヶ岳・1合目」  .



シラビソの登山道



仙丈ヶ岳一合目




それにしてもノッケからジグザグの樹林帯の急斜面の登りである。
樹齢のかさむ大木のコメツガやシラビソがうっそうと繁る重厚な林は、尊厳なほどの空気をまとっている。

右側の斜面から冷気をともなった風が舞い上がってくる。 
谷底は藪沢であろう。

雨は既に止んでいた。 
しかし、周囲はドンヨリと厚いガスに覆われている。 
そんな中のたった一人の登行である。
歩くに従って、ドンヨリとした小生の頭も次第に晴れてきて、体調も上がってきたようだ。 何よりである。



第一の急な上りを登りきったところに「仙丈ケ岳1合目」とあった。 
“チェッ、未だ一合目か”とも思ったが、一方、“ようし、これからだ”いう気力も湧いてくる。 
出発してまだ30分も経っていない。


検めて地図を見ると頂上までは凡そ4時間とあり、地形を確認しても等高線がビッシリ詰まった激しい登りの連続である。
まだまだこれからである。 
当然である。 
妙に自分に納得させる。

さて直後、予想外にゆったりした道をしばらく行くようになる。 
息を入れなおし、体長を整えるには良い条件である。


昨日以来の雨のせいで時折、道がぬかるんでいて脚を取られて往生する。
相変わらづの樹林帯であるが、尾根の頂を進んでいるようで、左右の両側は激しく落ち込んでいる。

冷気が常に右側より吹き上がっているが、時折、本物の風が音をたてて吹き付けてくる。
しかし、風が吹き出したということは、天候の変化を予知させるものでもある。 
無論、今は雨こそないが、周辺は灰色に覆われていて視界などは全く利かない。

尤も、深い樹林帯の中だと、見通しもヘッタクリもないが。 
しかし、正直気持ちよく晴れ渡って欲しいものである。


次回、「山の妖景





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