2011-11-17(Thu)

南ア・仙丈ヶ岳紀行(34) 「山ノ神、山の精」

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 南ア・仙丈ヶ岳紀行(34) 「山ノ神、山の精」  ,



山道とシラビソの純林



どうして山を歩くのか、山に登るのか・・? 』、 命題である。

特別な目的を持たない、ただ山に入り、山を彷徨し、頂を目指す。 
頂を目指して到達しても具体的に得るものは無いし、何の徳にもならない。

じゃ、なぜ山に行くのか、山を彷徨するのか・・?。
それは山の魔力に取り付かれてしまったのに違いないからである。

その山の魔力の一つに「妖景」が有る。
妖景には神が宿る。


昔は山そのものが「」として崇められた。
山に潜む「妖景」も神の化身として奉られた。
元より日本では森羅万象に命や神霊が宿るとする神道信仰があり、有名な高岳山地には山岳信仰なるものが今でもある。

神が「鎮座する」または「隠れ住まう」山や森の神域、そして磐座(いわくら)という御神体を崇める風習があった。 

又、神の名称は地域により異なるが、その総称は「山の神」、「山神」(さんじん)として崇め、山の神は一般に「女神」であるとされている。


女神であることから出産や月経の穢れを特に嫌うとされるほか、山そのものに女性の入山、参加は許されてこなかった。

「Y」の様な三又の妖景樹木には神が宿っているとして伐採を禁じ、その木を御神体として祭る風習もある。 

三又の木が女性の下半身を連想させるからともいわれる。
そこから自分の妻のことを謙遜して「山の神」という表現もある。


日本神話では大山祇神などが山の神として登場するが、実際には大山祇の娘の木花咲耶姫(コノハナノサクヤビメ)という女神に火山である日本一の秀峰「富士山」を譲り、東日本一帯の山を統治、守護することになったとしている。 


男が毎度々々山に入るのは、女性への恋愛感情に似ているのかもしれない。
山(女性)の美しさ、優しさ、激しさ、更に妖艶、魔性が加わった場合、それは男の憧れであり、魅力であり、恋愛であり、その身に触れたくなるどうすることも出来ない感情なのである。 

男が山に入ってしまうのは、山の精(女の性)に引付けられてしまうのに似ているからかもしれない。


次回、「山の霊力





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