2011-11-25(Fri)

南ア・仙丈ヶ岳紀行(40) 「籔沢小屋」

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 南ア・仙丈ヶ岳紀行(40) 「籔沢小屋」  ,



籔沢小屋(伊那市)


小屋近くの藪沢水場


籔沢の紅葉




さて、今は「小仙丈ケ岳」の北側山腹を巡っているところである。
こんな中、有難いことに山腹から清流がしばしば流れ落ちるところがある。 

チョット大きな沢には三本丸太の橋や沢沿いには梯子も掛けられていて、単調な緩い上りに変化を与えている。
小さな沢に手ごろな水場があったので、小休止をしながら冷たい沢水を戴く。 
汗で汚れた顔を清め、頭を冷やし、口にすると疲れている六腑に沁みるわたって、何とも爽快な気分である。


三つ目くらいの大きな沢を越えると分岐から30分もかからない程度で正面に小屋が現われた。
大きな看板に「薮沢小屋」としてあった。

シラビソやトウヒなどの原生林真っ只中にヒッソリと佇んで立つ、昔ながらの静かな山小屋(標高2,540m)で今は無人小屋となっているが、夏季のシーズン中は管理人が常駐して宿泊者の世話をしているらしい。 

賄いは付かない素泊まり専用なので、自炊者歓迎の質素な山小屋である。
今はドアが閉まっていて、室内に人が居るのか居ないのか判らない。
すぐ前にザックを下ろして休憩を取る。 



そしたら、裏手の道端に女性のグループが居るのに気が付いた。
彼女たちは間もなく出発するらしく、立ち上がってザックを背にしようとしていた。

よく見ると昨日炊事場で一緒になり、かるく談笑したグループの人達であった。
相方も小生に気が付いたようで、ニコニコしながら、

おはようございます」 と先に声を掛けられた。
「これはどうも、 本当にお早うございますですね。 ところで今朝は何時ごろ小屋を出ました。」
「そうですね、五時には起き出して、五時半ころでしょうか」
「そりゃ、ハヤ・・!、 どうぞお気をつけて行ってらっしゃい」
「では、お先に失礼します」
どうぞどうぞ、若しかしたら、そのうち追いつくかもしれませんよ

彼女たちは林の中に消えていった。



思えば今朝、小屋を発って数時間たったこれまで、人の気配を感じたことは一度も全くなかった。
そして、たまたまこの地で人気(ひとけ)に接したのが、既に挨拶を交わしていた人達であったのは奇遇といえば言えなくもない。

彼女たちも小生同様、「大滝の頭」の分岐で、展望が望めないのなら小仙丈ケ岳の尾根を行くより、山腹のさわやかコースへと辿ったに違いない。
 

アンパンにトマトジュース、それにチョコをかじりながら小屋のドアをソット開けてみた。 
薄暗い感じは仕方ないとしても、温かみを感じる室内であり、小さな土間の向うはワンルームの大部屋で、綺麗に整頓されていた。

気が付くと入口近くにかなりの大きさのキスリングが三つ置かれていて、周りにビニールシートが敷いてあり、食器類やコッヘル(コンロ)が整然と置いてあった。
彼らは今頃は仙丈ケ岳の頂上を目指していて、下山の後、この小屋を貸切状態で大宴会を開くのであろう。

大きな荷物をここまで上げるのも大変であろうが、南アルプスの真っ只中の大自然の中で、誰の気兼ねもなく酒宴が出来るとはうれしい限りであろう。 

悪酔い、二日酔いなどになり、粗相の無いよう無事下山できることを祈るばかりである。 
愛飲家の小生にはチョット羨ましい限りである。


【この山小屋は当時(昭和50年前期)の小生の地図には「藪沢長衛小屋」と命名されていて、峠の「北沢長衛小屋」同様、竹沢長衛氏かその親族によって建てられたものらしい。現在は北沢長衛小屋が同住所の芦安村に移管しているように、こちらの藪沢小屋も同区域内の伊那市に移管しているようである。
記載の通り夏場は管理人が常駐しているが、それ以外は避難小屋として四季を通じて開放しているらしい。 使用に当っては特に許可などは必要ないらしいが、くれぐれも粗相の内容に使用したいものである。 尚、連絡先は伊那市長谷総合支所産業振興課
Tel:0265-98-3130  HP http://www.inacity.jp/ 】


次回、「馬の背ヒュッテ



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