2011-12-12(Mon)

南ア・仙丈ヶ岳紀行(52) 「仙丈ヶ岳とお花畑」

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 南ア・仙丈ヶ岳紀行(52) 「仙丈ヶ岳とお花畑」 .



目の下の籔沢カールの底には仙丈小屋がチンマリと覗える。

山頂より連なる尾根の両側の切れ間には、東側に小仙丈沢カール、北側に藪沢カール、南東側に大仙丈沢カールと三つのカール(圏谷)を擁し、山容そのものは比較的穏やかなように覗える。
だが、西面の大仙丈沢カールは急峻に落ち込んでいて、こちらは沢登りや冬季の氷瀑登攀の対象となっているようである。


ご存知だが、「仙丈ヶ岳」は高山植物の種類が非常に豊富な山としても知られている。 
7月、山の稜線近くで雪解けが終わる頃、(籔沢カールの上部は万年雪の雪渓がのこることもある)それらの花々が一斉に咲きだし、その種類の多さにビックリするぐらいで登山の疲れを癒し大いに楽しませてくれる。

場所的には北沢峠からの藪沢新道(太平山荘から籔沢沿いの道)のうち、小屋からの樹林地帯を抜け藪沢左岸に渡ると、滝を清涼感を感じながら高度を上げてゆくと、登山道路脇にまず黄色のシナノキンバイに出会える。 その後、黄色、白色、紫色の花々が続く。

籔沢上部の馬の背ヒュッテの周りも黄色のお花畑があり、又、藪沢カールの仙丈小屋から仙丈ヶ岳頂上に向う道の両側にはキバナシャクナゲやハクサンチドリ、コイワカガミなどのお花畑が目を楽しませてくれる。
仙丈ヶ岳頂上から大仙丈ヶ岳へ向う尾根道は、余り人が入らない大変静かな道で、その周辺にも数々の高山植物が見られる穴場だとか。




仙丈ヶ岳、登山道近くのお花畑


仙丈ヶ岳に咲く代表的な高山植物の「お花」写真(wikiより)


キバナシャクナゲ


シナノキンンバイ


ハクサンイチゲ


チングルマ


コイワカガミ


チシマギキョウ


最盛期にみられる主な花々では、黄色系ではキバナシャクナゲ・シナノキンンバイなど、白系ではハクサンイチゲ・チングルマなど、赤系ではコイワカガミなど、紫系ではチシマギキョウなどの花が、尾根・沢筋・カール内などに種類豊富に咲いている。

高山植物は仙丈ケ岳周辺だけでも、一般の登山者が通常の登山道から見える花々だけでも、その種類百種類以上の花々が咲きほこるとも言われる。

ただ昨今では、鹿の食害の影響で大規模なお花畑というところは少なくなったらしいが、それでも馬の背ヒュッテのまわりはボランティアの手で鹿防止ネットが張られ、シナノキンバイなどのお花畑が復活しつつあるらしい。



ところで、高山植物はどうして高山のみに群生して咲くのであろうか・・?、
名前の通り「高い山に咲く花たち」だが、かつて地球が氷河期であった時代に、平地に生育していたものが氷河期が去るとともに北へ、あるいは高山へと生育環境に見合った場所に移動したとされている。
厳しい環境の変化に懸命に耐え、順応しながら人類の世代をはるかに越えて現在まで生き続けてきたのである。

中には氷河期そのものの植物も数多くあり、地球史を研究する上で貴重な資料になっているともいわれる。

北岳に因んで名前の付いたキタダケソウほか、世界中にここだけにしかないいくつかの固有種もあり、仙丈ヶ岳周辺は高山植物の宝庫として重要な山でもある。


次回、「千丈ヶ岳・・?」



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