2011-12-24(Sat)

南ア・仙丈ヶ岳紀行(63) 「甲州・南アルプス林道」(2)

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  南ア・仙丈ヶ岳紀行(63) 「甲州・南アルプス林道」(2)   .



先にも記したが、本来の南アルプス林道(当初はスーパー林道と言った)は芦安村と上伊那郡長谷村を結ぶ全長58キロメートルの長大なる林道である。

ただ甲州側では、1952年(昭和27年)に着工されて以来、今でも広河原以降は道路として開削はされたが、未だ保全管理、通常の使用はされていないようである。
おそらくは地形が急峻で、もろい地質のため、たびたび落石や土砂崩れが発生して保全が遅れているのかもしれない。


それにしても雄大さは県内トップクラスの林道には違いないが、景色は山、山、山の連続であり何かを見通すといった景色は余りない。 
とにかく山の大きさ、奥行きの深さは半端ではない林道であることは確かだ・・!。



暫くの間、半ば夢中で歩を進めているうちに、二股の出合いに達した。
案内板も標識もないため、どちらが広河原へ向かう道なのか全く不明である。

サアー困った・・!! 。

地図を確かめ地形を探りながら、ある程度の確信をもって左手へ進むことにした。
そこにはコンクリートのしっかりした橋が架けられていて、暫くして、ここが野呂川の出合であることが確認できた。 
即ち、今度は野呂川の左側を進む様になり、行く先は目的の「広河原」であることは確かなようだ。  



山の様相というか、野呂川谷の様子も以前よりも増して、一段と険悪になってきたようだ。
左に迫る山塊は急斜面で圧倒的にせり出し、そして右側の山域も褶曲を繰り替えし、一部は陰惨な大絶壁となって峡谷へ落ち込んでいる。

その野呂川の大峡谷は千尋(せんじん)のごとく切れ落ちていて、恐ろしいほどの、いよいよ深い谷底を覗かせている。

その切り立った尾根と谷の側面に、頼りなげに一線の道筋がただひたすら延びている。
その道は巨大な派生山塊、小さな派生尾根、その度に野呂川に落ちる大小の枝谷のために大曲、小曲がりを繰り返し、同じ風景の繰り返しで陰惨な風景は変哲がない。 


一介の人間など、この大原生の自然に押しつぶさんばかりである・・!! 。 

しかし、これらの人間がこの圧倒的な山容を切り崩して、一筋の道を強引に突けたのであった。 
その道を今、トボトボと自らの巣へ戻ろうと必死の辿って入りのである。
人間とはかってなもんで、今さっき享受を得るためにこの奥深い山中に分け入ったのに、今はただ、それらの南アルプスの圧倒的山域に、耐え難いほどの恐れをなしているのである。


引き続き、「甲州・南アルプス林道




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