2011-12-25(Sun)

南ア・仙丈ヶ岳紀行(67) 「寸考;南アルプスの林道」(2)

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  南ア・仙丈ヶ岳紀行(67) 「寸考;南アルプスの林道」(2)   .



ヨーロッパに初めて日本の山々を紹介したウォルター・ウェストンが南ア・北岳に登頂したのは1902年の事であった。 
既に、100年以上も経っている。 

勿論、この頃は夜叉神トンネルや、南アスーパー林道なんてものは存在もしなかった頃の事であった。 
一行は芦安村から鳳凰三山を越えて野呂川を徒渉ししながら、当時の芦安村長・名取氏らの協力を得てキャラバン部隊を結成し、登山には10日間もの歳月を要したという。

尤も、ウェストン氏が北アの穂高に入って穂高岳を登頂したのは更に5年前のことで、勿論、この当時は上高地などは拓けておらず、(上高地が今の姿になったのは、大正期に焼岳が噴火を起こし大正池を造った)道程としては松本から島々~徳本峠~明神~穂高であった。 
上高地、穂高へ入るには、徳本峠(とくごうとうげ、2135m)という前衛の急峻な山塊を越えなければならなかったのである。



序ながら・・

旧年の岳人さん、山屋さんなら御承知であろうが、上高地に入るには釜トンネルという名物の山岳トンネルがあった。 
何かと物議をかもした名物・釜トンも、地元の要人が片側だけの車の通行では不便であるとして、2005年新釜トンネルが完成した。

言えることは、このトンネルは上高地だけの行き止まりであった。 
大衆の人々の生活、利便性においては全く無関係であり、ただ、観光目的以外には考えられないのである。
無論、上高地も年間を通じて一般車の乗り入れは禁止である。

そもそも何のための一般車両通行全面乗り入れ禁止なのだろうか・・?。
新トンネルは、事実、観光バス・タクシーの専用道路であり、その背景には観光客の大集団を招き入れ、当地で営業を営む業者の生活の利便を一層豊かにする事だけが本来の目的になってしまったのである。 

つまり、新トンネルは上高地景観保護には無縁で、観光業・観光客保護のためではあるまいかともいわれているのである。
近年は上高地の風物や原風景を保存する事よりも、観光業者に便宜をはかり、誘致した観光客を手厚く保護し、尚一層、増員を計るという、真の目的が見隠れしているのである。


自然を守り、自然と共存するということは、自分に厳しく自然に優しい付き合い方が大切なのだと「竹沢長衛」氏は言っていた。
又、現在の南アルプスや上高地をウェストンが見たとしたら、どう感じるのだろうか。


尚、林道バス運行関係者によると・・、
南アルプスの豊かな自然環境を維持していくためとして、マイカー規制で入山する人から「マイカー規制実施経費」の一部を負担するらしい。(1人 片道 100円)

協力金はマイカー規制が円滑に行われるよう、ゲート管理や乗換駐車場の管理などに充てるらしい。
即ち、バスの通行費用の他に管理料金が必要になる。

利用者協力金は、南アルプスの自然環境の維持を目的としていることから、マイカー規制区間を通行される全ての人に協力を依頼しているという。
無論、歩行者や駅等からバスを利用してきた客も同様らしい。


次回、「南アルプスを自然遺産に・・!?」




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