2012-05-08(Tue)

南ア・鳳凰三山紀行(3) 「青木鉱泉」






 南ア・鳳凰三山紀行(3) 「青木鉱泉」  .





青木屋鉱泉



ドンドコ沢方面の案内板





白樺純林帯が切れて、暫く行ったところで河原へ出た。 
丸く削られた川原石ががゴロゴロする中に、キラッと輝く小武川(支流)の清流が目に入った。
そして、やや下ったところに「青木鉱泉」が佇んでいた。


人柄の良さそうなおばさんが、のんびりと庭掃除をしている。 
きくところ、こちらの宿は今のところ泊り客は一人もいないそうだ。 
チョット御座石の宿とは対照的で気の毒にも思われた。
宿屋の前には立派な指導標が立っていて、ドンドコ沢・鳳凰三山方面を指していた。


そう、こちら青木鉱泉も鳳凰三山の登山口であり、そして山岳の秘湯、木造の趣たっぷりの鉱泉宿であった。
特に、こちらの建物は木造の重厚な造りで、何でも釘を使わない「挿し鴨居造り」と言うそうである。


明治の初期にここにあった青木鉱泉の建物を、30年前に主人が復元新築したもので、釘を使わない「挿し鴨居造り」というらしい。
当時のものをできるだけそのまま使用していて、青木鉱泉のシンボル丸窓もそのまま残し、また、すりガラスや建具なども特別に発注して出来るだけ復元し、太い欅の大黒柱を使い、松の梁を適材適所に使っている。

復元新築当時は、電気も無い状態でしたが、その後まもなく電気が使えるようになり、現在では、家電製品は何でも使えるようになっているという。

この鉱泉は、ボーリングなどせずに裏山の源泉から自然にわき出ているという。
湧水口から宿のタンクに引き込んで、一度貯めてから必要に応じて加熱していて、無色透明で湧水口の鉱泉を飲むと(お風呂の鉱泉は飲めません)鉄分の味がするという。
泉質は緑磐泉で胃腸病・神経痛・心臓病・貧血などに効くと知られている。


青木鉱泉も鳳凰三山の登山口になっていて、この小武川の上流・「ドンドコ沢」を直登するコースであり、地蔵の頂上までは7時間以上も要するらしい。
特に、ドンドコ沢はとんでもなくハードなコースで、決して下りで使ってはいけないとも言われるが・・?。

更に青木鉱泉からは、近年に開発された「中道ルート」というコースがある。
このコースは、小武川の林道を詰めて巨大な薬師尾根に取り付き、ダイレクトに薬師岳を目指すもので、概ね、鉱泉からの登りだと悠に6時間以上はかかるであろう。
歩程距離が短い割りに高度を稼がねばならず、どちかといえば「下り」に利用しているようである。


さて、日本一・・?の白樺林と歴史ある青木鉱泉を目にして、そろそろ御座石まで戻ることにした。

ところで、同行するはずであったいつもの山の相棒は、仕事の都合で一列車遅れて発つとの連絡をもらっていた。
時間も大分けいかしたことだし、もうそろそろ着いてもよさそうであろうと、思案していたところへ、丁度、宿の送迎バスが玄関前え着いたようだ。
そして、真っ先に降りてきたのは、お待ちかねの彼であった。



次回、「御座石鉱泉




【小生の主な旅のリンク集】

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
GoogleBlog(グーグル・ブログ)   FC2ブログ   C・掲示板   FC2 H・P   gooブログ   yahooブログ

《旅の紀行・記録集》
「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」   日本周遊紀行「西日本編」   日本周遊紀行 (こちらは別URLです)

【日本の世界遺産紀行】
北海道・知床   白神山地    紀伊山地の霊場と参詣道   安芸の宮島・厳島神社   石見銀山遺跡とその文化的景観

東北紀行2010内陸部    ハワイ旅行2007   沖縄旅行2008   東北紀行2010   北海道道北旅行   北海道旅行2005   南紀旅行2002


【山行記】

《山の紀行・記録集》
「山行履歴」   「立山・剣岳(1971年)」   白馬連峰登頂記(2004・8月)   八ヶ岳(1966年)   南ア・北岳(1969年)   南ア・仙丈ヶ岳(1976年)   北ア・槍-穂高(1968年)   谷川岳(1967年)   尾瀬紀行(1973年)   大菩薩峠紀行(1970年)   丹沢山(1969年)   西丹沢・大室山(1969年)   八ヶ岳越年登山(1969年)   奥秩父・金峰山(1972年)   西丹沢・檜洞丸(1970年)   丹沢、山迷記(1970年)   上高地・明神(2008年)

《山のエッセイ》
「上高地雑感」   「上越国境・谷川岳」   「丹沢山塊」   「大菩薩峠」





スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

FC2カウンター
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
旅と登山の検索コーナー
カスタム検索(サイトに合わせた検索結果を表示)
フリーエリア
【関連リンク情報】
最新記事
カテゴリ
プロフィール

orimasa

Author:orimasa
いらっしゃいませ・・!
「日本周遊紀行及び旅の記録」
にようこそお越しくださいました、
心より歓迎申し上げます。
タイトルの如く、主に日本各地を
巡りながらの情報ブログです。
記事はすべて、管理人自身が
独断と好みで調べたものです。
時々、誤認情報が生じる場合も
ございますので
あらかじめご了承下さい。

では、ごゆっくりどうぞ。




神奈川県厚木市
男性
ベテラン年代