2012-11-30(Fri)

霊峰・日光の山々 「鳴虫山・6」

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 霊峰・日光の山々 「鳴虫山・6」  .





大谷川の憾満ヶ淵





さて、再び日光市内に下山したところが、かの有名な華厳の滝から流れ出る大谷川である。 

そして、この大谷川沿いに、知る人ぞ知る「憾満ヶ淵」(含満:がんまんがふち)という川の美しい流れと石仏群が、ひっそりと佇んでいる。 


鳴虫山北の日光植物園内の大谷川に面したところで、日光八景にも「含満驟雨」として取り上げられている。



この淵は、男体山から噴出した溶岩によってできた奇勝で、川岸に巨岩があって、岩上に晃海僧正によって造立されたといわれる不動明王の石像が安置されている。

晃海はこの地に、慈雲寺や霊庇閣、不動明王の大石像を建立したもので、往時は参詣や行楽の人々で相当に賑わったという。


元禄2年(1689年)松尾芭蕉も、奥の細道行脚の途中に立ち寄っている。
「かんまん」の名は、不動明王の真言(お経)の最後の句から出ているといい、それを漢字にあてて「憾満」(含満)と書いたとされる。


市内からだと神橋方面から大谷川沿いの道をたどり、含満橋を渡ると舗装の道が終わり駐車場に出る。

そこから上流に向かって「ストーンパーク」と呼ばれる公園が広がり、その中央の道を奥にいくと、慈雲寺と化地蔵がある。 このあたりが大谷川の憾満ガ淵といわれる小渓谷が連なる。

 
慈雲寺山門の手前には、大正天皇の碑があり、田母沢御用邸に来臨されたときに、このあたりを散策しながら詠んだという。


『 衣手も しぶきにぬれて 大谷川
         月夜涼しく岸づたひせり
 』 

の歌が刻まれている。


 
次回、 「鳴虫山・7





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