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2009-06-14(Sun)

上高地―槍―穂高縦走(1)

hotaka
梓川と穂高連峰(右より明神、前穂、奥穂、西穂)



上高地―槍―穂高縦走(1)


槍-穂高連峰は、槍ケ岳から南に延びる岩稜続きの山塊で、大キレットの大きな窪みを隔てて穂高連峰に続いており、今も変わらず厳然と屹立している。 
槍はその南端にあって、名前の如く天に槍をつく形が特徴的な高山であり、その形から「日本のマッターホルン」とも言われる。 尾根は東西南北に派生し、東鎌・西鎌・槍穂高・北鎌の各四稜が抱えており、又、沢も四方に伸ばしていて東南に槍沢、南西に飛騨沢(槍平)、北西に千丈沢、北東に天丈沢の四沢が流れ落ちる。

因みに、「安曇節」に唄われる・・、
『槍で分かれた 梓と高瀬 巡り合うのが 押野崎』
・・と、槍沢は「梓川」、千丈、天丈沢が「高瀬川」となって流れ、行末は「信濃川」となって日本海へ注ぐ。

穂高連峰は北穂高岳から涸沢岳、主峰奥穂高岳と続き、ここから南東に前穂高岳から明神岳が連峰をなし、上高地・涸沢や岳沢に落ち込んでいる。 
南西には西穂高岳やジャンダルンなど急峻な岩峰が連なり、北アルプス唯一の活火山・焼岳へと続く。
又、岩と雪の殿堂とも云われる穂高連峰は、屏風岩や北穂滝谷、前穂東壁など日本有数の岩壁をも有する。 

槍沢や涸沢カールを代表する氷河遺跡は残雪も豊富でお花畑も素晴らしく、槍・穂高への登山道はよく整備されていて、真にアルプス随一の魅力的な山岳地であろう・・!!。


【山名】 北アルプス、槍―穂高縦走
【期日】 昭和43年(1968年)8月14日~18日  (28歳)
【山行形態】 軽キスリング・夏山装備、山小屋泊。
【メンバー】 二人(職場同僚)
【行程】
第1日  自宅(東京大田区)⇒新宿・中央本線⇒車中泊
第2日  松本(松本電鉄)⇒新島々(バス)⇒上高地-明神-徳沢-横尾-
      槍ヶ岳山荘(泊)
第3日  槍が岳-大喰岳-中岳-南岳-南岳小屋-大キレット-北穂高岳-
      涸沢岳-穂高岳山荘(泊)
第4日  穂高岳山荘-奥穂高岳-前穂高岳-岳沢ロッジ-上高地(泊・西糸屋)
第5日  上高地⇒新島々(バス)⇒松本(松本電鉄)⇒新宿・中央本線⇒自宅

道中記録は次回から・・。

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