2009-06-17(Wed)

上高地―槍―穂高縦走(4)

南岳小屋
今時の看板
写真:南岳小屋と穂高連
今時、南岳小屋にはこのような看板が示してある


【上高地―槍―穂高縦走】(4)


ジグザグの登りを一歩一歩脚を運ぶ・・!、
「今日はオリさん調子はどうですか・・?」、
「ン-、マアマアだよ・・」生返事を返す。

実は昨日の調子が嘘のように意外と調子が良いのである、お天気のせいもあるかな・・?。小休止を入れながら、いつの間にやら南岳の頂上へ着いてしまった。
大喰岳(3101m)、中岳(3084m)、南岳(3033m)と3000mを越す三つの峰をやり過ごした。
何かアレッと思うような短時間であったような気もする。

だが、今まで隠れて見えなかった次行程の「大キレット」や穂高の連山が、俄然、目の前に迫ってきた。 因みに、 “キレット”とは、落差が大きい岩壁状のコル(凹み、窪み、登山用語で山稜上の窪んだ所、鞍部・アンブ。)のことで、「切戸」がなまったものと言われる。こちらの穂高連峰の大キレットなどが特に有名である。

ゴツゴツした岩だらけの、あんな所に道が付いているのかね・・?、
人が通れるスペースがあるのかね・・?
と疑問を呈する程の圧倒的な岩稜帯である。

幸いなことに、天気は完全に快晴に近付いている。 
周囲の大展望を欲しいままにしながらも、やはり、目は、心はそちらの方へ吸い寄せられている。
3000m峰を三つとはいっても、これは本番前のリハーサルの様なものであり、この後、この先は質の違った荒技が要求される。 本当の笑顔はまだまだ先のことである。

地図を広げても判る・・、
槍からここまでは実線が引かれているが、この先「奥穂」の小屋までは点線である。
つまり実線は一般者が歩ける登山コースであるが、点線は難コースで経験者、熟練者達のみが許される領域なのである。
では経験者、熟練者とは一体どの程度のことを指すのであろうか・・?、不明である・。小生は山を始めて3年目である、果たしてこれが経験者か・・、疑問である・・?。
しかし、これも冬季・雪山は別格としても外的条件が相当に影響するのも確かであろう。雨に吹かれたり、風に脅かされたり、又、巨大なキスリングの大グループなどは経験者と言えども遠慮した方が良いとされる。
それとベテランやガイドが付いてくれれば弱層のグループと言えども可能であり、安心であろう。
つまり、登山地図上の点線ルートとはこのような処である。

大休止の後、いよいよ本番が始まる。
途中、南岳の山腹の開けた場所に「南岳小屋」があった、適当なキャンプ地でもある。
テントが数張りあったが、テント持ちの大装備もこの辺りまで来るのには大変だろうなと、つくずく思う。
この地は、本舞台へ通じる花道か・・。

次回へ続きます。


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