2009-06-18(Thu)

上高地―槍―穂高縦走(5)

大キレットと北穂2
写真:大キレットと正面は圧倒的迫力の北穂高岳


上高地―槍―穂高縦走】(5)

キレットで無我夢中・・!!、

小屋出て間もなく断崖の谷底へ降りてゆくようで、標高差にして250mの下りである。
早速、ハシゴヤクサリが現れ、それらに身を預けながら垂直に近い岩盤を慎重に下る。
次に「獅子鼻」とかいう大岩塊の断崖がそそり立つ、圧倒的迫力である。 
その大岩の左横のガラガラ道を急下降していく。
踏み込むごとに砕石が崩れ落ちそうな厄介な道である。

小さな凸凹を両手を使いながら飛騨側の谷に向かってぐんぐん下っていく。 せっかく登って来たのに、これほどまで危険を冒して下るのか・・、自然の造形を恨む・・!。

前を行く3人のパーテーに追い付いてきた、高校生らしい若々しい感じの少年達で、概ね、普段着のままの服装で肩に着けたザックも心元なかった。
案の定、道を間違えて岩塊の上でマゴマゴしていた。
岩場などは丸印のペンキや矢印をたよりに歩を進めるのであるが、風雪でそれらも薄くなり、シカも所々にしか付いてない。
足跡、踏み後もこの様な岩場では鮮明ではない。
しかし、よく目を凝らせば何処がルートなのか判別はできるのであるが、それも、キャリア、経験のの差が有るのは致し方ない。尤も、かく言う小生もまだまだノン・キャリアだが・・ハイ。 
頑張れ、高校生・・!!。

暫くはナイフリッジ状の痩せた尾根の登降が続く。
両側が絶壁の痩せ尾根であり、体を直角にすると頭の先が信州川、足の先は飛騨側と、この位の狭さで両側が落ち込んでいる。
時折、谷風も体を揺らすようだ、危険なところは身を低くして素早く通り抜ける。
我らは順調に進んでいる様である。
岩場の小さなピークを幾つも越えながら下って行く。

最低のコル(鞍部)で休憩しようと思っていたが、どこが最低のコルか分からない、判り難い、2ヶ所、垂直の岩盤を鉄ハシゴを使って下りると、どうやら大キレットと呼ばれる「底」つまりの鞍部に着いたようである。
この鞍部正面には大きな岩峰が屏風のようにそびえ立っている。
あそこを通過しなければならないと思うと恐ろしいほどだ。でもここで怖がっててはいけない、まだまだ先があるし、戻るわけにもいかない・・!。

ヘルメット被った二人の青年とすれ違う。 両者とも肩にザイルを着けているところを見ると登攀者(ロッククライマー)らしい。 観ると岩場を物ともせずガンガン歩いてゆく。さすがに場慣れしたモンである。

最低鞍部の小さなスペースで小休した後、こんどは登りに取り掛かる、例の屏風の岩峰である。
犬、猫よろしく四つん這いになって登る、両手を使うと何やら安心感がある。 思ったより気楽に・・?、ピークへ到達した。
やっと着いたと思ったら、次の岩峰が直ぐ目の前に立ちはだかっている、しかも、このピークより遥かに高く尖鋭のようだ。
余りはっきりはしないが片側がスパッと無くなっている・・?つまり絶壁なのである。

続く・・、


【小生の主な旅のリンク集】・・・

《日本周遊紀行・投稿ブログ》
FC2ブログ   C・掲示板   FC2 H・P   gooブログ    yahooブログ 

《旅の紀行・記録集》・・・

「旅行履歴」
日本周遊紀行「東日本編」  日本周遊紀行「西日本編」  日本周遊紀行 (こちらは別URLです)・・・

【日本の世界遺産紀行】・・ 
北海道・知床・・ 白神山地 ・・ 紀伊山地の霊場と参詣道・・ 安芸の宮島・厳島神社・・ 石見銀山遺跡とその文化的景観・・ 

ハワイ旅行2007・・沖縄旅行2008・・北海道道北旅行・・北海道旅行2005・・南紀旅行2002・・

【山行記】・・・
《山の紀行・記録集》・・・

「山行履歴」・・
白馬連峰登頂記(2004・8月)・・八ヶ岳(1966年)・・南ア・北岳(1969年)・・北ア・槍-穂高(1968年)・・谷川岳(1967年)・・丹沢山(1969年)・・西丹沢・大室山(1969年)・・八ヶ岳越年登山(1969年)・・西丹沢・檜洞丸(1970年)・・丹沢、山迷記(1970年)・・上高地・明神(2008年)・・

《山のエッセイ》・・・
「上高地雑感」・・「上越国境・谷川岳」・・「丹沢山塊」・・「大菩薩峠」・・

《スキー履歴》・・・
「スキー履歴」・・  


.
スポンサーサイト
FC2カウンター
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
旅と登山の検索コーナー
カスタム検索(サイトに合わせた検索結果を表示)
フリーエリア
【関連リンク情報】
最新記事
カテゴリ
プロフィール

orimasa

Author:orimasa
いらっしゃいませ・・!
「日本周遊紀行及び旅の記録」
にようこそお越しくださいました、
心より歓迎申し上げます。
タイトルの如く、主に日本各地を
巡りながらの情報ブログです。
記事はすべて、管理人自身が
独断と好みで調べたものです。
時々、誤認情報が生じる場合も
ございますので
あらかじめご了承下さい。

では、ごゆっくりどうぞ。




神奈川県厚木市
男性
ベテラン年代